ハイブリッド車などモータ開発や、モーターの修理・メンテナンス作業を低コスト化、生産性向上

レゾルバ位相計測器 Reso-Meter(レゾメータ)

その他さまざまな業種やシーンで、レゾメーターは活用できます。

about

レゾルバ位相計測器 Reso-Meter ®(レゾメーター)について

モーターを手回しして数値を合わせるだけで簡単に正確な位相合わせが可能です。

一般的な方法と違い、Reso-Meter®方式では駆動モーター無しで計測できるため、安全に正確な調整が短時間で可能になり、開発・製造・保守・メンテナンスにかかるコスト削減と生産性向上を実現します。

 

faeatures

レゾルバ位相計測器 Reso-Meter ®(レゾメーター)の特長 

「レゾルバの知識がなくても位相合わせ(取付角度調整)が簡単に可能」

モータを手回しするだけで位相差(取付角度)を計測可能



分解能±0.1°の高精度で計測可能



多種のモータ,レゾルバに対応、軽量でコンパクトに持ち運び可能!



「短時間で正確な調整を簡単に」 従来のレゾルバ調整方式との違い

how to use

レゾルバ位相計測器 Reso-Meter ®(レゾメーター)の使用方法

最も簡単なレゾルバ調整方法を動画で確認できます。

Reso-Meter®を使用したレゾルバ調整動画

従来の調整方法と本装置(Reso-Meter®)の調整方法の違い


Reso-Meter ®(レゾメーター)に関する詳細やお問合せはこちら



about of resolver

レゾルバに関するご説明

レゾルバとは・・・

レゾルバとは、モータの回転角度を計測するためのセンサーの1種です。

レゾルバはセンサー部分がコイルのため、光学式エンコーダのように電子部品の故障による検出不良がなく耐環境性(振動,温度等)に優れています。

そのため振動,電磁ノイズ,汚れなどに強い特性を持つレゾルバは、自動車の駆動モータや搬送台車の駆動モータなどに搭載されています。


レゾルバ調整の現状と課題

多くの自動車用駆動モータは、主にインバータで駆動しています。

モータ内部のコイルの角度に合わせて適切な電流を印加することで効率を上げているのですが、逆に言えばコイルの角度が合っていないと電流を印加してもパワーが得られず効率が悪くなります。

そこで、各社モータにレゾルバを取り付ける際にコイルの位置とレゾルバの位置が規定の位置になるように調整、またはズレ量をインバータに記録するという作業を行っています。

今までコイルとレゾルバの位置関係を計測する計測器は世の中になかったため、現状ではモータとレゾルバを外部装置から駆動し、モータとレゾルバから発生した信号をオシロスコープでモニタしてズレ量を計測する方法が用いられています。

しかし、この方法は外部装置が必要なため、設備が大きくなってしまい、計測値も目分量ですので正確ではありませんでした。

また、外部装置へ取り付ける手間がかかり、回転させながら調整を行うため安全な作業とは言えませんでした。


大型の搬送台車(AGV)、魚市場などの市場で貨物を載せて走っている台車及びフォークリフト、工場及び物流センターの物流搬送装置、エレベータ及びエスカレータなどにはブレーキ付きのモータが搭載されていることがあります。

ブレーキ付きモータの中にはコイルとレゾルバの間にブレーキが内蔵されているものがあるため、ブレーキを交換するためにコイルとレゾルバを切り離す必要があります。

当然、交換後にはレゾルバを取り付ける作業が発生しますので、レゾルバの位置調整が必要になります。

このような現場では、ブレーキの交換作業はモータメーカー側が実施しているのが現状ですが、その度にコストがかかりますのでユーザー側からみれば何とかしたい課題でした。

 


Case Study

レゾルバ位相計測器 Reso-Meter ®(レゾメーター)の活用事例

Specifications

基本仕様


■「 Reso-Meter ®(レゾメーター)」の開発・製造

株式会社エヌエスティー

■「 Reso-Meter ®(レゾメーター)」販売代理店

株式会社ODEC(オデック)